
8/1 総合診療医の友人たちとナース向けの医学書を出版します。
看護師は、患者さんに最も近い存在です。小さな変化や言葉にならない不調を敏感に察知し、それを適切に医師に伝える力は、命を救うことにもつながります。さらに、現代医療ではチーム医療が当たり前となり、多職種との連携も欠かせません。患者さんを多角的に理解し、チームで共有することで、より良い医療が実現されます。
病棟運営の現実をふまえると、循環器病棟であっても呼吸器や消化器、脳神経の疾患を抱える患者さんが入院されることは珍しくありません。つまり、どの分野の看護師であっても幅広い内科知識をもち、緊急時の対応力を身につけておく必要があります。
本書は、そうしたニーズに応えるべく、内科疾患の症状や緊急性、アセスメントの基本をわかりやすく解説しました。本屋でお手にとってご覧いただければ幸いです。